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Quiver XT

インサービスで使えるTDR!!

輪切れやコネクタ割れなど、幹線線路劣化場所を正確に特定!!CPDレーダー機能でCPD雑音障害ノイズトラブルの起こっている箇所を特定!

<インサービスTDR測定>

NTC TDR機能は、低パルス出力/高感度測定なのでインサービスでインピーダンスミスマッチ箇所を検出します!!
同軸幹線のアンプ間での輪切れ・クラック・コネクタ不良・水混入箇所などを1m分解能で特定!!
ケーブルテレビ幹線での使用に合わせた最長560mレンジ


<パッシブCPD測定>
パッシブCPDレーダー(CPD測定)機能は、インサービスで使え、CPD障害による上りCPD雑音の発生場所を1m分解能で検出します!!
CPDノイズトラブルが起こるのは、接触不良のコネクタの端子金属に酸化被膜などの化学変化が起きた場所
幹線でアンプ越えの障害箇所の特定ができます。


<アクティブCPD測定>
アクティブCPDレーダー(CPD測定)機能で、下り信号の流れていない新設幹線でも接続不良個所の有無と場所の特定が行えます。


<上り・下りスペアナ>
下り1GHzスペアナ・上り100MHzスペアナを内蔵
バッテリーで2時間連続駆動、0-100%充電に2時間

伝送路の故障個所特定のためのスーパーツール!!

QuiverXT_s.png

<インサービスTDR(NTC TDR)>

QuiverXTのNTC TDR測定はサービス信号に影響を与えないよう、
上りDOCSIS信号に対して-40dBの低レベルのTDRパルスを使い、
検出を時系列分析で高感度に行います。
そのパルスレベルはたいていのノードのフロアノイズ以下のレベル。
インサービスで使うことができるTDRはQuiverSだけです。

TDR測定はパルス反射のキャプチャによって、インピーダンスミスマッチ
箇所の反射レベル(リターンロスレベル)と距離を測定します。
インピーダンスミスマッチが起こるポイントは、
輪切れ・クラック・コネクタ破損・水混入場所。将来、
流合雑音や下り通信トラブルの原因になる可能性が高い場所です。
そういったトラブルに発展する前に、
ルーチンのケーブルメンテナンスにおいてTDR測定を行うことが重要です。

一般的なパッシブ機器のリターンロスは
-16dB以下が正常です。
伝送路アンプ間でのTDR測定ではタップオフが
正常なリターンロス内に収まっているのかを
確認できます。
正常レベルではないリターンロスがタップにあった場合、
タップやコネクタの破損があります。

また、タップではないところで不要な反射が確認されたならば、
それはケーブル劣化・コネクタ劣化などの将来トラブル原因
になる箇所を表しています。

TDR測定で、テストポイント

から290ft(メートル表示も可能)

離れたところで-5.2dB
のリターンロスの場所を発見。
調べてみると、左写真の負荷の

かかった同軸が金具とともに

屈曲している故障を発見しました。

<パッシブCPD測定>

CPD障害とはコモンパスディストーションによる上り雑音トラブル。

アンプのコネクタ部など通電金属の接触面に、酸化被膜などの化学変化が
起こるとその箇所でダイオード結合が起き、(下り放送信号群を元電力として)
上り帯域全体に高いノイズを発生させます。これが上りCPD雑音です。

時にノードダウンさえ引き起こすほど強大になる上りCPD雑音を、
パッシブCPDレーダー機能で、発生した場所を1m誤差で特定できます。

上りCPD雑音のレベルが、まだ低くフロアノイズに隠れた状況であっても、
高くなる前に、原因場所を高感度に特定できます。

よく使われているCMTSの「S/N監視MIB監視システム」も、
H/Eに設置する「流合雑音スペクトル監視システム」も、
上りCPD雑音のレベルが高くなったときでないと検知できず、
その場所もすぐにはわからないことから、パッシブCPDレーダー機能は
障害の予兆を検出できる機能です。

ルーチンのケーブルネットワークメンテの際、
また流合雑音が起こった際の両方に使えるパッシブCPDレーダー機能で
原因場所の特定を迅速に行い大きな障害になるまえに修理しましょう。

待ち続けたCPD波形が届いたまでの時間から、テストポイントからどれだけ
離れた場所でCPDノイズ発生が起こっているのかを計算

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